62歳 主婦 女性
更年期を過ぎた頃から、就寝前になると体のあちこちの関節が冷えたように感じ、鈍い痛みが出ることが増えました。
特に寒い時期や疲れが溜まっている日は症状が強くなり、ひどい時には頭痛や全身のだるさも出てきて不安になります。
病院では「自律神経の影響かもしれない」と言われましたが、はっきりした原因が分からず、どう対処すれば良いのか悩んでいます。
こうした更年期後の冷えや関節の痛みは、どのような原因で起こりやすくなるのでしょうか?
また、日常生活の中で気をつけることや、ケア方法があれば教えていただきたいです。
ストレッチ・ケア
体の冷えを改善する簡単なトレーニングや、押すと良いツボ、血流を促す効果が期待できるポージングがあれば教えてください。
回答
ご相談ありがとうございます。
更年期を過ぎてからの「夜になると関節が冷えて鈍く痛む」という症状、とても不安になりますよね。
接骨院としての見解をお伝えします。
■ なぜ起こるのか?考えられる原因
① 女性ホルモン(エストロゲン)の減少
更年期以降は女性ホルモンが大きく減少します。
エストロゲンには
血流を保つ
自律神経を安定させる
関節や軟骨を守る
という役割があります。
減少すると
✔ 血流が悪くなる
✔ 体温調整が乱れる
✔ 関節の潤いが減る
その結果、「冷えると痛い」「夜になると痛む」という状態が起こりやすくなります。
② 自律神経の乱れ
夜は本来、副交感神経が優位になり体が休む時間です。
しかし自律神経が乱れていると
血管がうまく拡張しない
手足や関節が冷える
頭痛やだるさが出る
といった症状につながります。
病院で「自律神経的なもの」と言われたのは、この可能性が高いです。
③ 筋力低下・血流低下
年齢とともに
体幹筋力の低下
下半身の筋力低下
が起きると、血液を押し戻す力(筋ポンプ)が弱くなります。
→ 夜になると冷えやすく
→ 関節周囲の循環が悪くなり
→ 鈍痛につながる
という流れが考えられます。
■ 改善のポイント
大きく分けて
① 血流を上げる
② 自律神経を整える
③ 関節周囲を温める筋肉をつける
この3つが大切です。
■ おすすめストレッチ(就寝前)
① ふくらはぎストレッチ(血流改善)
✔ 壁に手をつき
✔ 片足を後ろに引く
✔ かかとを床につけたまま20秒
→ ふくらはぎは「第二の心臓」
血流改善に非常に効果的です。
② 股関節ゆらし(全身の巡り改善)
✔ 仰向けで両膝を抱える
✔ 左右にゆらゆら揺れる(30秒)
→ 骨盤周囲の血流を改善
→ 下半身の冷え対策に効果的
■ 冷えに効くツボ
● 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上の骨の後ろ側
✔ 5秒押してゆるめる ×5回
✔ 寝る前がおすすめ
→ 女性特有の冷え・ホルモンバランス調整に有名なツボです。
● 合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指の間
✔ 頭痛が出やすい時に
✔ 少し痛気持ちいい程度で押す
■ 就寝前のおすすめポージング
「丸まり呼吸ポーズ」
横向きで軽く膝を曲げる
両腕で胸を軽く抱える
鼻から4秒吸う
口から6秒吐く
→ 副交感神経を優位に
→ 体温が自然に上がりやすくなります
■ 注意点
もし
朝のこわばりが強い
指が腫れる
痛みがどんどん強くなる
といった症状がある場合は
リウマチなどの可能性もゼロではないため、整形外科で血液検査をおすすめします。
■ 接骨院としてできること
当院では
骨盤・背骨の調整
自律神経アプローチ
血流改善施術
を行い、夜間の冷えと痛みの軽減を目指します。
年齢のせいと諦める必要はありません。
「循環」と「神経」を整えることで改善する方は多いです。
不安なお気持ちが強いと思いますが、
体は正しく整えれば必ず応えてくれます。
無理のない範囲で、まずは就寝前の3分ケアから始めてみてくださいね。











